①「地方で自分らしく」を応援
東京本社、大阪営業所そして福島県相馬郡にある福島工場。立地環境の違いは会社に多様性をもたらしています。今野製作所福島工場は、温暖な気候に恵まれた福島県相馬郡新地町にあります。のどかな自然に囲まれた環境で、多くの社員が、スポーツ、釣り、山歩き、庭造りなど、地方ならではの趣味や生活を楽しんでいます。たゆまぬ改善で生産性を上げ、短い時間で集中して働き、オフの時間は自分と家族の時間に費やす。オンもオフも充実した、自分らしい生活を応援しています。
「高校を卒業後、東京で8年働きました。でも、地元に帰って来たくて希望を伝え、東日本大震災の翌々年からこちらに配属してもらいました。地域の、おっとりした人柄が落ち着くんです。趣味はクライミング。妻もアウトドア派ですから、田舎のほうが向いてますね。一から十まで自分の手でできるものづくりが好きです。本来飽きっぽい性格なのに、もう入社12年。たまたま最初に入った会社でやりたいことができてラッキーでした。」
2004年4月入社 ものづくり本部 福島工場 油圧機器製造担当
国体代表候補の本格ロッククライマー(仕事でも趣味でもエース)
座右の銘:心堅石穿
②女性が働きやすい職場づくり
今野製作所は、「短時間正社員制度」を設けています。一日の勤務時間あるいは一週間の勤務日数を短縮したうえで、勤務時間に比例した給与を支給する制度で、給与のベースとなる職級については、フルタイム正社員と同じ基準で評価するものです。子育て中の女性を中心に、親の介護などの事情で一定期間利用した社員が、再びフルタイムに復帰できるようにしています。「業務見える化」や「ITによる情報共有」により、いつもチームで助け合いながら仕事をすることも、勤務時間を柔軟に運用できる職場づくりの重要なポイント。男女を問わず働きやすい職場を目指しています。
「前職では派遣社員として働いていました。子育て中なので時短で働ける点、得意な英語が活かせるという点もですが、今野製作所は雰囲気が良くて、ここで働けたら…と、面接のときから思いました。提案がしやすく、自分の裁量でペースをコントロールできる社風、そして、社長のお母さんがたびたび煮物を差し入れてくれる、このアットホームさも働きやすさにつながっています。」
2015年4月入社 業務本部 業務部 経理・海外営業補助担当
英語堪能な、頼れるバリキャリ(仕事でも家庭でもエース)
座右の銘:人事を尽くして天命を待つ
⑤ものづくりの楽しさを次世代へ
IoT・AI・ロボット活用などデジタル変革の時代。ものづくりの現場はいま大きく変化していますが、自らの手でものをつくる喜び、創意工夫の楽しさは、今も変わりがありません。熟練職人の豊かな経験と知恵をしっかり引き継ぎつつも、新しいデジタル技術を取り入れて融合させる。今野製作所は、次世代のマイスターを育成します。そうした活動が、東京都「人材育成大賞」で最上位の大賞や、IVIのものづくりアワードの受賞につながりました。
「ものづくりが好きなので、自分の手足を動かすのが楽しいです。作るだけでなく、見積・受注・提案・発注・出荷・納品等、ものづくりに必要なことは全て働きながら教えてもらいました。
現在は主にTIG溶接をやっています。高専卒ですが、溶接は1〜2コマしか習わなかったので、入社してから勉強しました。新しく入ったハイスピードカメラやモーションキャプチャーを使った分析などの技術もどんどん使って、溶接を極めて行きたいです。」
2012年4月入社 板金事業部所属
ものづくりが大好き!今野製作所の癒し担当
座右の銘:笑う門には福来たる
⑥チーム力の秘密はIT/IoT
「チームで働く」ことが、今野製作所の働き方のコンセプトです。チームが機能するためには、情報の共有が欠かせません。モノはいまどのような状態か。だれがいま何をやっていて、次に何をするべきか。お客様というゴールに向かって、モノと情報が滞りなく流れるようにする「ITカイゼン」というアプローチは、いま多くの専門家からも注目を集めています。その業務システム開発の主役は、ものづくりも経験した若手技術者たちなのです。
「作業者でなく、製造技術者になれの言葉で入社を決めました。2年間現場を経験したのちに、システム開発の担当になりました。いまは武者修行として他社へ出向もしているので、出社するのはひと月に数回のレアキャラです。
中小企業は一人が担当する範囲が広く、それぞれが重なり合っている感じでしょうか。ですから自分の意見は担当範囲を超えて出し合います。意見を取り入れ、みんなが効率よく仕事できるシステムを作りたいと思います。」
2013年4月入社 業務部所属
ITのことならおまかせ。「コンテキサー」のスペシャリスト
座右の銘:楽に、楽しく!